しずく堂×Fukuyaトークイベントに行ってきました

こころ躍る3つの北欧リポート♪Fukuyaさんによる『あたたかな北欧のクリスマスの過ごし方』と、しずく堂さんによる『北欧クラフトフェア見聞録』『スウェーデン手工芸学校の思い出』

ずっと気になっていてなかなか足を運べなかった浅草橋の「Keito」で、しずく堂さんの「大人に似合う手編み小物」の出版記念トークイベントが 開催されるということで思い切って出かけてきました。Instagramでいつも素敵なニット作品や楽しそうなワークショップをアップしているしずく堂さん。ご本人はどんな方かしら？そんなイベントにニット初心者の私が参加しても大丈夫かな…とかなりドキドキの参加表明でしたが、にこやかなKeitoスタッフに 出迎えていただいてホッとしながらなごやかな雰囲気のトーク会場へ。

第一部のFukuyaさんの『デンマークのクリスマス』トークは、なんとなくしか知らなかった北欧のクリスマス文化をたくさんの写真と共に解説してくださいました。 赤い帽子のキャラは、サンタクロースではなくニッセという妖精だということや、クリスマス当日の過ごし方、何を食べてどんな行事が待っているのか、などなど。 聞いているだけで特別な一日を一緒に過ごしているようで、温かく甘い香りがするような空気に包まれました。
最後にデンマークのクリスマスオーナメントのハートの型紙をいただいて、まだ日にちもあるしキレイな色のフェルトで作ってみたい！と思ったところで第一部終了。

甘い香りの美味しいティーブレイクを挟んで、第二部はしずく堂さんの『ヘルシンキクラフトフェアレポート』から。こちらもビジュアルをたっぷり見ながら、タリンのクラフトフェアとエストニアハンドクラフト展の 2つの会場の特長や、参加したワークショップのお話など、聞いていて思わず「うわぁ～」と声が出てしまう素敵なレポートでした。日本で言えばホビーショーのような規模のものだと 思うのですが、北欧のそれぞれの地域性が色濃く感じられる作品や、出展者の衣装も民族衣装のようなものを身に付けていたりと、会場を歩くだけでも楽しめそうな内容でした。

続けて、しずく堂さんFukuyaさんお二人が参加された『スウェーデン手工芸学校』のお話の第三部。言葉の壁もある中でどのように楽しめるのか興味津々でしたが、 日本人向けクラスではなくスウェーデンの方メインのクラスに参加されて、各自が思い思いに作品を作り上げて互いの作品を講評している様子に、「手芸」を橋渡しに異国でも 机を並べて皆と交流できるんだなと嬉しく思いました。 お買い得ショップツアーでは国籍関係なく素敵な糸に目が真剣になるのでは？

今回のイベントは、参加されている方も手芸歴長そうなお互い知っている方が多いような様子でしたが、「手芸が好き」だけで十分楽しめる内容でした。 会場には、今回の新刊本に掲載されている作品がたくさん展示されていたので、実際に触ったり美しい編み目に見入ってしまったり。。。 冬に向けて気持ちが温かくなるイベントでした。次はワークショップにも参加できるように頑張ります。