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うなぎの寝床・寺崎邸(福岡県八女市)にて「宝島染工展 ~日常着の染~」を開催

幾重にも色を重ねて染め上げた深みのある色や天然染料による味わいのある色彩、染色技法で表現された柄模様で作りあげられた衣服やショールを取り扱っています。

のどかな田園地帯が広がる福岡県大木町に工房を構える宝島染工。藍をはじめ、草木や墨などの天然染料と伝統的な手作業による染色技法を用いてものづくりをおこなっています。
「天然染料による手染め」というと、一点ものの作品として捉えられがちですが、宝島染工では、幅広い世代の方々に身近な日常着として届けられるよう、生産工程の具体化や数値化を進め、染のレシピを明確にし、中量生産での天然染めを可能にしています。
期間中はふだんより多彩な商品をご用意しています(通常時は取り扱いのない商品の展示・販売も行います)。宝島染工のものづくりと独自の世界観をぜひ実際に目で見て、手にとってご堪能下さい。

■ 宝島染工とは?
宝島染工は、2001年に大籠千春さんが福岡県大木町に構えた染色工房です。大籠さんはグラフィックデザインを学び、短大で染色を専攻したのち、メーカーや染色工場などで天然染めや化学染料の経験を積みます。「藍染をやりたい」という思いのもと工房を構え、主にアパレルブランド向けに染色加工のOEMを始めます。
インド藍をはじめ、墨、ミロバランなど様々な天然染料を使い、絞り・折り・板締めなどの「防染」という伝統的な技法で染色加工を行っています。生産工程の具体化や数値化を進め、生産を管理し、数名の工房ながら1ヵ月で1000枚から2000枚を手染めで染める中量生産を可能にしています。
また、自由な表現や染色の可能性の開発や提案としてオリジナルの商品も展開し、企画デザインから自分たちで手掛けています。定番となる衣服を作りながら、あらゆる素材に染色を施したり、手染めの技術と化学繊維・化学染料を組み合わせるなど、新しい表現にも取り組んでいます。

webサイト
https://unagino-nedoko.net/event/42886/
会期
2022年8月5日(金)〜22日(月)
営業時間
11:00〜17:00
開催地
うなぎの寝床 旧寺崎邸(福岡県八女市本町327)
インスタグラム
unaginonedoko_shop
詳細URL
うなぎの寝床
画像・テキスト資料出典
うなぎの寝床

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