タンスに眠る「休眠帯」を美しいバッグに。「帯バッグづくり」ワークショップ開催

～買い物を地域支援に～帯の美しさとアップサイクルの可能性を埼玉から全国・世界へ発信

洋服にも合わせやすいシンプルな帯バッグを、着物の似合う街、川越で企画・販売する「小梅や」。始めたのはさいたま市在住の会社員、藤代瞳子(49)。毎年、おびただしい数の着物や帯が廃棄され続ける現状を知りショックを受けたのをきっかけに、東京・向島の芸者だった祖母（101）のタンスに眠っていた百本の袋帯を使って2022年3月にスタートした活動です。１年足らずで百本の帯は300点の帯バッグに姿を変えて街へ飛び立ちました。

11/11(土)大宮ソニックシティホールで行われた埼玉県主催のSAITAMA Smile Womenピッチ2023で「小梅や」は「審査員特別賞」＋「オーディエンス賞」をW受賞。「帯のご寄付と、縫製するお針子を増やしたい」と意気込みました。
そして取組みを広げるため、12月2日(土)・3日(日)浦和駅前の商業施設「コルソ（CORSO）」で、手元の帯からも帯バッグをつくれる初のワークショップを行い、当日は帯や帯締めの寄付と、お針子のエントリーも募集します。

【ワークショップ詳細】
～今後、依頼に応じて全国で展開予定～
（縦約３４×横約３０×マチ約３センチ）
を自分でつくれるワークショップ

（特徴）
・専属のお針子が、分かりやすく手ほどき
・思い出深い お手持ちの帯／帯締めでつくれる
・お手持ち帯がない方には、帯と帯締め（パーツ）を用意